# バイアス
人は経験則に基づいて意思決定を行います。バイアスによって合理的でない決断をしてしまう恐れがあります。
# 認知バイアス(アンコンシャス・バイアス)
- 思い込み等により、無意識のうちにしている判断の癖のことです。
- 経験則、感情、先入観等によって偏った判断をしてしまう恐れがあります。
# アンカリングバイアス
- 認知バイアスの一種です。
- 情報が限られている場面において、最初に他人から与えられた情報によって意思決定がねじ曲がってしまう現象です。
- 例えば「定価10万円のものが今だけ5万円」と言われたら、半額なので買いたくなってしまう。(それは本来5万円なら買わない製品)
- **最初に提示された数字が判断の基準(アンカー)**になってしまいます。
# 確証バイアス
- 自分にとって都合の良い情報をだけ採用してしまうバイアスです。自分の考えが正しいものだと確証している時におきます。
- 自分にとってネガティブな情報を軽視してしまう等、情報を正しく見えなくなってしまいます。
# 正常性バイアス
- 「自分だけは大丈夫」とリスクを過小評価してしまうバイアスです。
- 危険度などを正確に測ることができていない場合、行動がエスカレートしていくこともあります。
# 後知恵バイアス
- 結果が出た後に、予測通りだったと錯覚するバイアスのことです。
- 例えば、議論の直後に「そういう結論になると思ってたよ」といった発言が該当します。
# 入手容易性バイアス
- 身近に手に入られる情報を優先してしまうバイアスのことです。
# 自己奉仕バイアス
- 成功は自分のおかげ、失敗は他人や環境のせいにする心理です。
- 成功したとき、自分自身の能力によるものだと思い込んでしまいます。
- 一方で失敗したときは、自分ではコントロール不能な外的要因が原因だと感じてしまいます。
- 例
- 試験に合格した時:自分が努力したから
- 試験に不合格:問題が悪かった、運が悪かった
# 代表性バイアス
- 一部の特徴だけで全体を判断してしまうバイアスです。
- ステレオタイプに当てはめて判断をするため生じる思い込みです。
- 例
# ハロー効果
- 評価をするときに、目立つ特徴に引きずられて、他の評価要素を歪めてしまう現象です。
- 評価はプラス/マイナスいずれにも歪み、それぞれ以下の名称があります。
- ポジティブハロー効果: 特徴につられて全体の評価が上がること
- ネガティブハロー効果: 特徴につられて全体の評価が下がること
# ヒューリスティック
- バイアスと似た意味で使われる言葉です。
- ヒューリスティックは、思い込みに至る仕組みのことです。
- バイアスは、思い込みによって生じる誤った判断のことです。
以上
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